上位作品
第28回展の上位作品
内閣総理大臣賞
行ってきます!
梁井英雄さん(三重県)
- 撮影地
- 三重県 志摩市
- カメラ
- ニコン Z9
- レンズ
- ニコン 70-200mm
- 絞り
- 6.3
- シャッター速度
- 1/1600
- 撮影感度 ISO~(フィルムの場合はフィルム感度)
- 1100
▼審査員講評テラウチマサト氏
小さな細い路地で浮き輪を手にした海女さんと学生さんがあいさつを交わす一瞬の写真は微笑ましく朝の始まりのさわやかで心地よい気持ちを感じさせてくれました。映画のワンシーンのような瞬間を撮影したセンスに敬意を感じましたし、何よりこの写真は生きていることの大切さや、日々を豊かな気持ちにさせてくれる瞬間を捉えているのだと思いました。「すごい!」みたいな興奮を伴う写真は、第一印象は良いのですが飽きたり劣化するのも早いものです。感動には観る回数を重ねても劣化してこない強みがあります。余韻が長く続きます。今後写真が目指していく一つの型をこの写真に感じました。刺激や興奮する写真と感動を得る写真。この写真は感動を伴う余韻の長い魅力を持っています。
衆議院議長賞
いつもありがとうございます!
横江光代さん(愛知県)
- 撮影地
- 愛知県 名古屋市 東山動植物園
- カメラ
- キャノン EOS R5
- レンズ
- RF 70-200mm F2.8
- 絞り
- 4
- シャッター速度
- 1/2000
- 撮影感度 ISO~(フィルムの場合はフィルム感度)
- 200
ご受賞者の声
この度は、衆議院議長賞に選出していただきまして、誠にありがとうございました。 フォトマスター検定1級を取得した後、総合写真展に応募させていただくようになり、かれこれ10年あまりになります。これまで優秀賞(2回)、準大賞(1回、第27回)等の賞を受賞させていただきました。今回の衆議院議長賞は私のなかで最高位の賞になります。
「いつもありがとうございます!」と題したこの作品は、名古屋市の東山動植物園のアジアゾウの「さくら」ちゃんと、飼育員さんの表情を、本年6月1日に撮影したものです。かなり陽射しの強い日でしたが、さくらちゃん、妹のうららちゃん、お母さんのアヌラさんの様子を観察していました。すると、飼育員さんとさくらちゃんが、共に「いつもありがとうございます!」とお辞儀をし、コミュニケーションをしている場面に遭遇することができました。初めて見る、感動的な光景でした。今後ともこの賞を励みに、写真表現ができることに感謝しながら、ますます精進し、魂のこもった、感動を共有し合えるような写真を撮影して、作品に仕上げ、内閣総理大臣賞をめざして、写真ライフを楽しんでいきたいと思います。本年11月1日付けで、フォトマスター検定エキスパート資格(ジャンル:総合)の合格証書と合格証をいただきました。全国の写真愛好家に夢の舞台を提供される総合写真展と、フォトマスター検定の、益々のご発展を御祈念申し上げます。
▼審査員講評テラウチマサト氏
象と調教師の間に流れるリスペクトしあうような雰囲気が写真から感じられ、特別な日の神聖な時間であった!という気持ちにさせられた写真でした。そう感じた理由は3つです。一つは、背景が均一に黒く落ちていること。黒という色の持つ効果がうまく取り入れられています。二つ目は、その黒の背景の中で、
参議院議長賞
ふゆとともにやってきた
齊藤隆広さん(東京都)
- 撮影地
- 静岡県 浜松市 浜名湖佐久米駅
- カメラ
- キャノン EOS R5
- レンズ
- キャノン RF 24-105mm f2.8L IS USMZ
- 絞り
- 3.2
- シャッター速度
- 1/640
- 撮影感度 ISO~(フィルムの場合はフィルム感度)
- 100
ご受賞者の声
この度、栄えある賞を頂き、誠にありがとうございます。審査員の皆様に作品を評価して頂き、心より感謝申し上げます。「ふゆとともにやってきた」皆さんはどんな物を思い浮かべますか?寒さ、巻雲、乾燥、椿、渡り鳥。毎年訪れる駅では渡り鳥の群れでホームが賑やかです。彼らのユニークな写真が撮れないか朝からカメラを持って待ち構えていたところ寒風に耐える女性の頭にふと舞い降りる一羽のカモメと目線が交錯した瞬間にシャッターを切るとユニークな一枚が浮かびあがりました。今年もまた心躍る情景を求め「ふゆとともにやってきた」もの達に会いに行こうと思います。
▼審査員講評テラウチマサト氏
なんとも言葉にしがたい、女性の不思議な表情。まずはそんなポートレートが新鮮で、どうしたらこんな表情のポートレートを撮ることが出来るのだろうと目を引きました。その理由が、カモメが頭に飛来したからだと理解したとき、この写真の二重の面白さに気づきました。女性の不思議な表情に対して、飛来したカモメの方がカメラ目線でしっかりとポーズを取っている面白さがあります。縦位置の写真の中に、一寸とぼけた感のある鳥のポーズ、そして、不思議な表情の女性、首に巻かれたボリュームのあるマフラーという、トーテムポール的な面白さがあります。黒いコートの広がりはそこに安定感も加えていました。
文部科学大臣賞
「来る」
山下泰史さん(福岡県)
- 撮影地
- 福岡県 久留米市
- カメラ
- キャノン EOS 5D マークⅢ
- レンズ
- シグマ APO 70-200mm F2.8
- 絞り
- f10
- シャッター速度
- 1/4
- 撮影感度 ISO~(フィルムの場合はフィルム感度)
- 160
ご受賞者の声
このたび、文部科学大臣賞を頂き大変嬉しく思います。私がこのような上位賞を頂くとは全く思っておらず、通知を見たときの驚きは一生忘れる事はないと思います。今回の作品はこういう写真を撮りたいという思いが頭の中にあり、その思い描いた写真がなかなか撮れずに苦戦していて、シャッターをただひたすら切っていた写真の中の一枚です。 頭の中に描いていた写真に近い写真が撮れたときに何かコンテストに応募して みたいと思い、今回初めて総合写真展に応募させて頂きました。 今回の応募、そして入賞が私の写真人生において大きな励みになります。
▼審査員講評テラウチマサト氏
競輪の選手がラストのシーンで斜面から一気に降りてくる瞬間を大変美しく捉えていて感激しました。スローシャッターで斜面を降りてくる姿を美しい流れで捉えながらも自転車に乗る選手個々の姿はブラすことなく写し撮っている技術は、こういう場合スローシャッター+ストロボ効果で従来は撮影をしてきましたが、この距離でストロボを発光してもストロボ光が届くとも思えず、また選手個々の影が手前に入っていることからカメラ側からのストロボ発光でもなさそうで、実はどうやって撮ったのだろうと思った写真でもありました。4分の1秒というスローシャッター+流し撮りの組合せで撮れた奇跡の1枚だと思います。
東京都知事賞
竿さばき
大木洋子さん(山口県)
- 撮影地
- 山口県 防府市
- カメラ
- キャノン EOS 90D
- レンズ
- タムロン 16-300mm
- 絞り
- 11
- シャッター速度
- 1/1600
- 撮影感度 ISO~(フィルムの場合はフィルム感度)
- 400
ご受賞者の声
この度は「東京都知事賞」という輝かしい賞を頂きありがとうございます。ある雑誌で「全国総合写真展」を知り、私のような初心者でも全国展と名のつく展覧会に出せるのだ、これからこの展覧会に出し続けて行こうと心に決めました。初出品が第19回で、姪の長女のキッズダンス発表会でのスナップが、思いがけない入選となりとても嬉しかったです。それから休むことなく出し続けて、入選、秀作、優秀賞と頂きました。正直、入選以上になれば良かったのです。以来10年、予期もせぬ上位の賞の「東京都知事賞」を頂けるとは…驚きとともに嬉しさが込みあげてきました。本当に皆様に感謝申し上げます。見守っていて下さる方々も大変喜んで下さいました。今回の受賞作品は、ゴールデンウイーク期間中に120匹余の鯉のぼりが山口県佐波川を泳ぐ「鯉流し」の行事に初めて訪れ、船頭さんの竿さばきに感動して撮影したものです。かつては海外旅行などもしていましたが、老境の今は身近な素材や、日常での感動に出会う中で、一枚でも納得のいく写真を撮り、少しでも評価していただける作品を残したいと思っています。これから先も健康に気をつけ、できるだけ長く撮影を続けられるよう願っております。そして、最初に決めたように、これからも作品を出し続けていきたいと思いますのでよろしくお願いいたします。
▼審査員講評テラウチマサト氏
山口県防府市の鯉流しは、川の中を120匹もの鯉のぼりが泳ぐ絶景としてインスタグラムでも紹介されています。多くの写真家やファンがたくさんの鯉のぼりが泳ぐ壮大なシーンを撮っています。そんな中で、この写真は、120匹の鯉が泳ぐスケール感を逆に排除し、望遠レンズで大きな風景の一部分を絶妙に切り取り、数匹の川登りする鯉と船を操る船頭さんという季節の風物詩として見事な構図でまとめました。ファインダーを覗きながら構図を決め、泳ぐ鯉と船頭さんのベストな位置に来るシャッターチャンスを辛抱強く待って撮ったのだろうと想像します。いい光の中で、いい被写体を見つけ撮影し、季節を彩る日本の新風景として写し出すことに成功しました。
東京都議会議長賞
いつもの調子で
戸軽邦明さん(愛知県)
- 撮影地
- 愛知県 豊川市
- カメラ
- キャノン EOS R5
- レンズ
- キャノン RF 24-105mm F4L IS USM 24mm
- 絞り
- 20
- シャッター速度
- 1/100
- 撮影感度 ISO~(フィルムの場合はフィルム感度)
- 800
ご受賞者の声
写真歴15年です。総合写真展には2016年より毎年応募させて頂き、優秀賞を4回頂きました。都議会議長賞と知って周りが明るくなり、写真仲間からも多くのお祝いの言葉を頂きました。80才になりましたが、多くの写真を見、仲間と語り合い、刺激を受けて撮りに行くことが健康の源になっています。これからも一層の高みをめざして撮り続けて行きます。その途上で総合写真展は指標になっています。
▼審査員講評板見浩史氏
愛知県豊川市の
大賞
みんなが見つめる
奥村洋司さん(神奈川県)
- 撮影地
- ラオス
- カメラ
- オリンパス E-MI マークⅡ
- レンズ
- Vオリンパス 12-100mm
- 絞り
- 4.5
- シャッター速度
- 1/200
- 撮影感度 ISO~(フィルムの場合はフィルム感度)
- 200
ご受賞者の声
今回は3回目の応募となります。初回は審査員奨励賞と秀作、2回目は優秀賞と一歩ずつ階段を上がってきて今回は大賞を頂きました。少しずつですが進歩しているのは嬉しい事です。これも総合写真展並びに地元で参加している鎌倉カメラクラブの皆様のお陰と感謝しています。今回の写真はラオスに旅行に行った際の1枚です。ラオスの片田舎、店舗は勿論、床屋などまったく無い小さな集落の広場で子供が年配者の髪を切っていました。髪を切る手元、それを見守る子供達、そして車のバックミラーの破片を鏡に見つめる年配者のするどい目。それぞれが見つめる所が違いそれが面白くシャッターを切りました。現在の日本ではまずお目に掛かれないシーンです。これからも精進して良い作品を撮りたいと思います。
▼審査員講評板見浩史氏
子供が店主の路上の床屋さんなのでしょうか。ラオスの街角で撮られたスナップです。ちょっと強面のお客さんに〝店主〟もだいぶ緊張気味。まして見守る子どもたちも「おい、気をつけろよ」「失敗するとヤバイぞ」とでも言いたげな表情が何とも言えず可笑しいですね。このようなチャンスに出会って、寸分の無駄もないフレーミングと絶妙なシャッターチャンスを切り取った作者に拍手を送りたくなります。モノクロ―ムにしたことで、田沼武能さんや木村伊兵衛さんなど、スナップの名手と呼ばれた写真家による戦後の名作を思い起こさせます。
大賞
耐えて春を待つ
小林愼悦さん(岩手県)
- 撮影地
- 岩手県 盛岡市
- カメラ
- ニコンD500
- レンズ
- シグマ 150-600mm
- 絞り
- 7.1
- シャッター速度
- 1/2000
- 撮影感度 ISO~(フィルムの場合はフィルム感度)
- 10000
ご受賞者の声
この度、思いがけなく「大賞」と本審査結果通知を受けました。ありがとうございます。平成12年に初出展した「第4回総合写真展」の「佳作」が自信と励みになって、数回の応募を続け、「継続は力なり」と定年を過ぎ82歳の今も、写真を続けています。
▼審査員講評板見浩史氏
野山や畑に餌が少なくなると人家の付近でよく見られる寒雀。身体を膨らませることから〝ふくら雀〟とも呼ばれ、愛くるしい姿が俳句や画や、もちろん写真の良い題材になります。ナンテンの実に集まった十一羽のふくら雀たちの群れを、まるで上質な日本画のようにバランス良く写し撮っていて見事です。枝に止まる思い思いの仕草も可愛らしく、さえずりさえ聞こえてきそう。降る雪の点在と赤い実のコントラストも実に美しく描写されています。超望遠レンズによる背景の大きなボケ味が、凛とした寒さと空気感を伝えてくれます。
準大賞
ベール
市崎裕彦さん(富山県)
- 撮影地
- 京都府 八幡市
- カメラ
- ニコンD800
- レンズ
- 200mm
- 絞り
- f/9
- シャッター速度
- 1/2500
- 撮影感度 ISO~(フィルムの場合はフィルム感度)
- 1000
ご受賞者の声
この度は、大変名誉ある「準大賞」をいただき誠に有難う御座います。写真を始めるきっかけを作って頂いた先生、写真活動を一緒に行っているクラブ員の方々、今までご指導いただきました先生方に感謝申し上げます。この写真は、京都の石清水八幡宮で撮影しました。「石清水」から汲み上げた御神水を大釜で沸かし、御神前に献上し、神楽女の方が厄除・無病息災・五穀豊穣を願う神事となります。神秘的な神事の一瞬を1枚で伝えるにはどうすればよいかを考え、場所選定を行いました。大釜の湯気が立ち込める中、神楽女の方が横切る一瞬、光まわりにも恵まれ幻想的な雰囲気の写真となりました。今後も心に残る1枚を目指し、カメラを持ち歩いております。
▼審査員講評板見浩史氏
神官と湯気のみを大胆にフレーミングしたのは、年の吉凶を占い無病息災や五穀豊穣を祈念する神事の本質に迫ろうとする作者なりの狙いであったのでしょうか。たしかに「ベール」としたタイトルからも「何処の神社による」という属性を切り取り、祈祷そのものの神秘性と純粋さを表現しようという意図が伝わってきます。暗部から湧き上がる湯気のグラデーション、透け見える横顔と御幣に、この国に連綿と続く祈りの美しさを垣間見るような思いです。
準大賞
月光を浴びて走る八高線
村田則一さん(埼玉県)
- 撮影地
- 埼玉県 児玉郡 神川町
- カメラ
- パナソニックS1
- レンズ
- シグマ 24-105-mm F4
- 絞り
- 4.5
- シャッター速度
- 1/125
- 撮影感度 ISO~(フィルムの場合はフィルム感度)
- 25600
ご受賞者の声
この度は身に余る賞を頂きありがとうございます。受賞のお知らせが届いた時は遠方に出向であったため、妻から「総合写真展から手紙が届いているよ!」との電話があり開封を頼みましたところ「準大賞」に入ったよ!と弾んだ声の返事が返ってきました。一瞬の戸惑いが生じたが、すぐに喜びが込み上げてまいりました。秀作続きの中、思いもよらぬ受賞に胸が熱くなるのを感じました。受賞しました作品は、地元を走るJR八高線で、このローカル列車の撮影を始めてこの秋で4年となり、列車を入れた四季を感じる作品を目指して撮影してきました。中でも好きなのが田植え直前の水張りの時期に列車が水面に美しく映し出される水鏡になる短い季節です。ドラマチックな作品にしたくて、月と列車と水鏡のコラボレーションにチャレンジし、やっと3年目の今年撮影することができました。とは言っても、月の出の周期は目紛るしく、列車との同期が難しい。その上、水鏡ができる水量や風が吹かないタイミングなど、天候に左右されて断念することもありましたが、やっとこのチャンスに恵まれて撮影出来たのが幸運でした。今回いただけた賞を励みとして、これからも「ドラマチックトレイン」を目指した作品作りに邁進したいと考えております。写真を通して地元に還元出来るような作品作りが出来たら幸いです。
▼審査員講評板見浩史氏
鉄道写真に最適な美しいロケーションをよく発見されたものです。おそらく、なんどもロケハンされたものと思いますが、自分の想像したイメージ通りの気象や時間帯を粘り強く待ち、そうした努力が実った末に出来上がった得心の作品に違いありません。静かな月夜の下に佇む列車は、宮沢賢治の世界のようでもあり、ジブリのアニメの世界のようでもありますが、何と言っても作者だけのオリジナルな童話以外の何物でもない世界といえるでしょう。
準大賞
あげないよ
沼本理恵子さん(東京都)
- 撮影地
- 東京都 小笠原村 父島
- カメラ
- オリンパス TG-6
- レンズ
- 情報無し
- 絞り
- 2.8
- シャッター速度
- 1/800
- 撮影感度 ISO~(フィルムの場合はフィルム感度)
- 100
ご受賞者の声
この度は、準大賞に選出していただき、ありがとうございます。また出展を後押ししてくださった皆様にも感謝申し上げます。こちらの写真は、年に3回旅行で訪れている世界自然遺産である小笠原諸島の父島で、ドルフィンスイム中に素潜りで撮影したものです。まだ赤ちゃんイルカだった6年前にも、人に興味を示し近づいてきた姿を撮影しています。成長して大人になっても、人を嫌がらず周りをくるくる泳いでくれるのですが、この時はハリセンボンにイタズラをする様子を長い時間観察させてくれました。小笠原ホエールウォッチング協会や観光事業者の方々が、イルカの個体識別やスイムの際のルールを策定し、野生動物との適切な距離を保ちながらも彼らを間近で観察できる環境を守ってくださっています。このような特別な経験ができたのも、保護活動のおかげだと感謝しています。この写真を通して、皆さんにもこの美しい自然と、そこに生きる生き物たちの魅力を感じてもらい、自然保護への関心を持っていただければ幸いです。
▼審査員講評丸林 正則氏
じつに静かで美しく穏やかで、いつまでも眺めていたくなるような心休まる好作品です。小笠原は父島での撮影で水中撮影も可能なカメラを使用しているので潜水しての撮影でしょう。画面全体を水色一色にしシンプルなものにした事と、イルカの体全部を写し込まず、もっとも重要な顔と口を中心にフレーミングしたのも成功です。ただ実際にこの様なシーンを的確に写すのはかなりの経験とセンスを要するものです。海に潜れば誰でも写せると言うものではありません。例えばイルカが優しく口を開いた瞬間を咄嗟に捉えるは偶然としても余程の幸運でなければ不可能だと思います。ブレもなく確実に目と口に合焦させているのも見事です。
準大賞
さあ、光の中へ
今関良樹さん(東京都)
- 撮影地
- バルセロナ
- カメラ
- ニコンZ6 Ⅱ
- レンズ
- ニッコールZ 14-30mm f4S
- 絞り
- 4
- シャッター速度
- 1/2500
- 撮影感度 ISO~(フィルムの場合はフィルム感度)
- 1000
ご受賞者の声
このたびは準大賞を頂き、大変驚き、かつ嬉しく思っています。この作品はスペインのカフェレストランで休んでいる時に室内のほの暗さと対照的に外の陽光の豊かさに触発され、この光景をどのように切り取って持ち帰ろうかと思案していると偶然、出口に向かってさっそうと歩いて行く女性の姿が目に入り、すかさずシャッターを切った次第です。柔らかな逆光に満たされた、自分でもお気に入りの一枚となりました。
▼審査員講評丸林 正則氏
撮影地はスペイン東部の地中海沿岸の港湾都市バルセロナです。一年を通して温暖で湿度の低い都市とあって、ここにはお洒落なカフェや雑貨店などが多いようです。その中のひとつの店で撮られた作品と思われますが、この作品の優れている点はタイトルからも分かるように光を上手く活かしていることです。広大なガラス窓から差し込む逆光線の状態をよく観察して、中央部を歩く女性と画面左右に座っているふた組の客の姿が逆光線で浮かび上がり、立体的に見える瞬間を待ってシャッターを押している点です。更に構図においても左右対称になるように必要なもの以外は画面外へと出すようにフレーミングしています。まるで映画のワンシーンを見ているようで素敵な作品です。
準大賞
NEO 東京
神園和さん(神奈川県)
- 撮影地
- 東京都 新宿区
- カメラ
- キャノン R6
- レンズ
- キャノン RF24-105mm F4L IS USM
- 絞り
- 4
- シャッター速度
- 1/80
- 撮影感度 ISO~(フィルムの場合はフィルム感度)
- 320
ご受賞者の声
この度、準大賞という栄誉をいただけたことに感謝申し上げます。これまでは特に期限を設けることなく自由に写真を撮影していましたが、自身初めての写真展への応募は、決められた期間内で作品を仕上げるという新しい挑戦でした。その過程で、被写体との向き合い方や自分の写真表現について深く考える機会が増え、改めて「写真」というものと真剣に向き合うことができたと感じています。「NEO東京」は、新宿の歌舞伎座タワーの鮮やかなネオンが照らす飲食店ブースを撮影した作品です。ネオンの光と影、人々の賑わいと背後に潜む孤独を切り取ることで東京という町の多面的な魅力を表現したいという思いをこの作品に込めました。今回、作品が評価されたことは大きな励みになりました。これからも、自分の写真表現の追求や新しい挑戦を続けていきたいと思います。最後に、この機会を与えてくださった全ての方々に、深く感謝申し上げます。
▼審査員講評丸林 正則氏
この作品は2023年4月にオープンしたばかりの東京新宿の「東急歌舞伎町タワー」内にある「かぶき横町」と言う祭りをテーマにした飲食街です。この作品で感心するのは、このように雑然とした場所で自身が伝えたい事を明確にしてシャッターを押していることです。それは「NEO東京」なのです。つまり新しい東京の一角の様子を切り取って、作者が目にして感じた新しい時代の到来をこの作品を通して見る者に伝えるのが意図なのです。赤色を主に雑多な形や色彩で溢れる店内の騒めきや音楽がこの画面から伝わって来ますが、ただ騒めきだけではなく心を落ち着かせる必要も考えなくてはなりません。そのために画面上部に水色の文字の帯を写し込む工夫をしています。
準大賞
虹色に佇む
髙橋康一郎さん(長野県)
- 撮影地
- 沖縄県 石垣島
- カメラ
- ニコンZ9
- レンズ
- ニコンZ 600mm
- 絞り
- f6.3 -0.3
- シャッター速度
- 1/50
- 撮影感度 ISO~(フィルムの場合はフィルム感度)
- 3200
ご受賞者の声
この度は選出いただきありがとうございました。結果を目にした時、とても驚いたと共に最高に嬉しかったです。写真歴だけは長いのですが、コンテストに参加し始めたのは昨年からで、総合写真展も二度目の応募でした。昨年は秀作をいただき、今年はもう一段上に行けたらなぁーとの思いや願いもありました。今回、このような素晴らしい賞をいただけましたことに改めてお礼を申し上げるとともに、さらに上を目指し努力を重ねていければと思っております。ネイチャーフォトを中心に活動していますが、対象が生物であるための難しさもあります。そこを楽しみに変えながら、これからも出会いと思い、そして感謝しながらシャッターを切っていきたいと思います。ありがとうございました。
▼審査員講評丸林 正則氏
石垣島で撮られた「アカショウビン」の好作品です。この鳥は限られた場所でしか見られないカワセミの仲間です。鳥を被写体として写す場合には、その姿形を克明に鳥図鑑のようにするのか、鳥の生態を忠実に捉え記録するのか、また鳥を主役にしてひとつの物語を想像させるようにするのか等の方法が考えられますが、この作品は最後の方法を選んで撮られたのではと思います。凛とした姿を画面構成、背景、撮影アングルそれに鳥の表情とを上手く組み合わせることで最高のものにしているのです。なかでも背景のボケの色と形それにその大きさと数とを効果的に活かして、まるでメルヘンの世界を見ているかのような作品に仕上げています。
準大賞
豊年満作
中野秀明さん(愛知県)
- 撮影地
- 愛知県 北設楽郡
- カメラ
- キャノン EOS R5D マークⅢ
- レンズ
- キャノン EF 70-300mm
- 絞り
- 7.1
- シャッター速度
- 1/4
- 撮影感度 ISO~(フィルムの場合はフィルム感度)
- 100
ご受賞者の声
この度は「準大賞」「日本農業新聞賞」を頂き、心より感謝申し上げます。作品の柿の木は地元カメラマンに注目されている老柿です。この年は豊作で柿の実の多い事に思わず圧倒されました。その感動をそのままに素直な気持ちでフレーミングした作品です。私の作品を選んでくださった審査員の皆様ありがとうございました。これからの写真活動の励みにいたします。
▼審査員講評丸林 正則氏
聞きなれた言葉ですがこの作品を的確に表しているタイトルです。この光景を目前にした時にはスケール感とボリューム感の凄さには目を見張られたことと想像します。撮影をするにあたってどのように仕上げようかと考えられたでしょうか。まず画面いっぱいに柿だけを捉えてボリューム感だけを写し取ろうか、それとも少し画面に余裕を持たせて柿以外の周囲の物を写し込もうか、もちろん両者とも撮っておけば間違いはないでしょうが、作者は後者を選んでいます。画面の下部に建物の屋根の一部が写り込んでいます。このように画面構成をしたことで生活感が加わって、柿を中心とした物語が想像されるのです。
準大賞
終の棲家
米谷浩伸さん(大阪府)
- 撮影地
- 富山県 新川郡 あさひ舟川
- カメラ
- オリンパス E-M1 マークⅢ
- レンズ
- オリンパス M.ZUIKO DIGITALD12-100 F4IS PRO 18mm
- 絞り
- 8
- シャッター速度
- 8
- 撮影感度 ISO~(フィルムの場合はフィルム感度)
- 200
ご受賞者の声
この度は、準大賞をいただきとても嬉しく思っております。私が初めて写真を教わった先生は、写真というのは、「心を写すもの」であり、出会った被写体に感謝しなければいけないと言われ今まで撮影してきました。その言われた言柄をモットーに、どのようなときも心を穏やかにし、目の前にしている被写体と向き合って撮影しています。この作品は、そんな中出会えた被写体の一つで、私の一番のお気に入りです。大阪の自宅から富山県まで車を走らせて撮影地に日の出前に着き、三脚をセットし、「どこから太陽が昇ってくるのだろう?」「その時の景色は、どんなに素晴らしいのだろう?」と想像しながら撮影しました。私が風景を撮影する時は、“あまりぼかさない”という事を鉄則とし、絞り優先モードでF8~F11の間で撮影しています。富山から帰宅後、デジタル暗室(Photoshop)を用い、現像しています。これからも出会った被写体に感謝するとともに、心を写す、即ち『写心』を撮り続けて行きたいと思います。この度は、ありがとうございました。
▼審査員講評川合麻紀氏
素晴らしい景色ですね。遠くには雪がかぶっている北アルプスの山々が見えます。その前には舟川べりの桜並木。さらには菜の花の黄色を挟んで主役のチューリップ、色彩豊かで見ごたえのある風景です。太陽が低い位置にあります。きっとまだ暗いうちからこの景色を撮るために待っていたのでしょう。朝日が差し込むころを狙っているところもいいですね。ちょっとまぶしいような、まだ少し冷たい空気を感じるような、一日が始まる感じもしますし、すがすがしい印象をうけました。一度は実際に見てみたい景色だなとおもいました。
準大賞
自撮りなのに
石橋照生さん(佐賀県)
- 撮影地
- 佐賀県 佐賀市 金立 コスモス園
- カメラ
- ニコン 800D
- レンズ
- ニコン
- 絞り
- 6.0
- シャッター速度
- 1/200
- 撮影感度 ISO~(フィルムの場合はフィルム感度)
- 400
ご受賞者の声
三回目にして、準大賞を戴き、85歳の高齢ですので、大変感謝しております。ありがとうございました。コスモス園で、自撮りしていたファミリーのすぐそばを通りががった高齢のカメラマンが自分からシャッターを押してしまった情景。自撮りされてあったのに、ほのぼのとした1コマです。
▼審査員講評川合麻紀氏
きれいな花畑にいったら記念写真を撮りたくなりますね。最近は額縁のような撮影スポットが作られているところをよく見ます。この写真を見ると、自撮り台にのせたスマホ、自分たちでは操作できなかったのかな。通りかかった方がシャッター押してあげるよ!って言ったのか、あるいは大きなカメラを持っているとよくあるように写真撮ってくださいと言ったのか。撮られる人たちの様子を見ていると、いい笑顔で、素敵なコミュニケーションがとれたのだなと思います。ほっこりした気持ちになる写真です。
準大賞
気合は最高潮
大﨑貴之さん(熊本県)
- 撮影地
- 福岡県 久留米市
- カメラ
- ニコン D850
- レンズ
- タムロン 70-200mm f/2.8
- 絞り
- 3.2
- シャッター速度
- 1/20
- 撮影感度 ISO~(フィルムの場合はフィルム感度)
- 情報無し
ご受賞者の声
この度は、準大賞に選ばれましたこと誠にありがとうございます。総合写真展会場で展示を見るたび入賞作品は素晴らしいものばかりで、自分もいつかはこの様に、と願っていたところでした。今回の賞はそれが現実になったことの証であり、大きな喜びとなりました。
当作品は、福岡県久留米の火祭り神事の一シーンです。境内に入場する勢子集団が一丸となり気合のかけ声をあげました。大人たちの威勢の良い姿もさることながら、傍らに小さな男の子が負けじと精一杯の気合いを発しておりその様子がとても微笑ましく思いました。いい場面が出会えて幸運でした。総合写真展は、私の写真活動において大きな学びの場であり、参加者の皆さんの作品に刺激を受けるとともに、自身の活性の励みとなっています。
▼審査員講評川合麻紀氏
福岡県久留米市ということなので日本三大火祭りのひとつ、国の重要無形民俗文化財に指定されている、
準大賞
初雪・初詣
竹中美知子さん(千葉県)
- 撮影地
- 東京都 新宿区 早稲田
- カメラ
- フジフイルム X-T2
- レンズ
- 57.8mm
- 絞り
- 3.5
- シャッター速度
- 1/8000
- 撮影感度 ISO~(フィルムの場合はフィルム感度)
- 12800
ご受賞者の声
撮影で珍しく新年に降った雪に何かウキウキとしたはずんだ気持ちになりました。丁度、新年のお詣りにと行った神社で、始めは雪降る景色を撮っていたのですが雪の降りしきる中、山門の赤に赤い傘をさした女性にイメージが合う、その一瞬に気を配り凛とした空気の中でシャッターを切りました。今回受賞しましたことは、今後の撮影に励みになり楽しさとともに意欲が増してきました。
▼審査員講評川合麻紀氏
早稲田の
準大賞
たぶん、君ではない
河合あゆみさん(富山県)
- 撮影地
- 新潟県 東蒲原郡
- カメラ
- iPhone SE (第2世代)
- レンズ
- 情報無し
- 絞り
- f1.8
- シャッター速度
- 情報無し
- 撮影感度 ISO~(フィルムの場合はフィルム感度)
- 情報無し
ご受賞者の声
この度は数ある素晴らしい作品の中から「準大賞」に選出していただき、ありがとうございます。この写真は私のiPhoneに日々増え続けている大好きな家族の写真のうちの1枚です。2匹の猫たちにカメラの方向を見てもらおうと猫じゃらしを振ったところ、娘が一番に反応したのが面白くて撮影しました。カメラの知識はなく、ほぼ家族以外の写真を撮ることがありませんでしたが、今回「ファミリー」というテーマに惹かれ応募させていただきました。今後も思い出に残るような写真をたくさん撮っていきたいと思います。
▼審査員講評徳光ゆかり氏
何ともほほえましいシーンですね。主役の可愛い笑顔や小さな身体の形はもちろんですが、後ろでこちらを見ている猫二匹とキチンと並んでいるのも素敵な瞬間ですね。可愛い笑顔のまなざしが、ちゃんと猫じゃらしに向いているので、猫じゃらしを揺らす動きも伝わってきます。ファミリーの
どんな演出家もこのセッティングは作れないでしょうね。猫二匹の思いを訊いてみたいですね。
準大賞
大好きな弟と妹
渡邉一矢さん(静岡県)
- 撮影地
- 静岡県 静岡市
- カメラ
- ペンタックス K-1 マークⅡ
- レンズ
- smc pentax-da 50-135mm F2.8 ep if SDM
- 絞り
- 3.5
- シャッター速度
- 1/250
- 撮影感度 ISO~(フィルムの場合はフィルム感度)
- 400
ご受賞者の声
この度は、準大賞に選出していただき、ありがとうございます。数多くの素晴らしい作品の中から私の作品を選んでくださった審査員の方々へ心より感謝申し上げます。初めての応募で、まさか準大賞に入ったことに驚きが隠せませんでした。撮影モデルは私の子供たちです。長男の中学校入学の記念として春に撮影した写真になります。お兄ちゃんは弟と妹が好きでよく遊び相手になってくれて面倒を見てくれます。小さい頃から写真を撮っており、子供達の表情が良かったので応募させていただきました。今回、賞に選ばれたことで子供達も大変喜んでくれました。準大賞をいただいたことで、私自身の大きな自信にもなりました。今後の写真活動としましては、写真集の出版が決まっており2025年夏に完成予定になっております。さらに腕を磨き精進していきますので、次回もまた作品の応募をしていきたいと思います。
▼審査員講評徳光ゆかり氏
黒白写真だからこそ、この子たちの持つすべての魅力が溢れて見えますね。レンズの長さ、絞り値、シャッターの瞬間、上部を空けた構図、そして手を繋いだポーズ、同じ方向を向いている白い靴、大成功!素晴らしい。未来に向かって純粋に素直に存在している3人が、愛に包まれています。このモデルさんたちにとって、大切な記念写真となりましたね。将来きっといろんな思いで見る事でしょうね、写真って人生の1ページですからね。タイトルも素直で素敵です。
準大賞
御神木
林 薫さん(兵庫県)
- 撮影地
- 奈良県 奈良市
- カメラ
- ニコン DF
- レンズ
- 24-75mm
- 絞り
- 5.6
- シャッター速度
- 1/250
- 撮影感度 ISO~(フィルムの場合はフィルム感度)
- 100
ご受賞者の声
この度の総合写真展に応募しました私の作品が、準大賞との通知を頂き、只々うれしいの一言につきます。思えば、30数年前に或る写真関係の書面で、国際文化カレッジの通信教育講座を知り、即手続きをして、通信講座の1年コースを2回受講することが出来ました。その課程に、その都度作品の応募を続け、各々の担当の先生方にはよくお叱りを受けましたが根気よく続けている内に、写真が面白く、奥の深さに魅了されました。応募作品に賞を頂くようになり、写真を諦めずに、続けてよかったなと思うこのごろです。今回の準大賞を糧に更に努力して、と言っても86歳になる老人の私にどこまで続くか、命ある限り頑張ろうと思っています。今回の賞に評価を頂いた事務局の方、先生方、誠にありがとうございました。
▼審査員講評徳光ゆかり氏
左から歩いて来ている
準大賞
可愛いね
白橋律子さん(神奈川県)
- 撮影地
- 東京都 渋谷区
- カメラ
- スマートフォン
- レンズ
- 情報無し
- 絞り
- 情報無し
- シャッター速度
- 情報無し
- 撮影感度 ISO~(フィルムの場合はフィルム感度)
- 情報無し
ご受賞者の声
準大賞をいただき光栄であるとともに、とてもびっくりしております。写真展とは全く無縁の私でした。先輩がこの写真展に毎回出品していらして、毎回賞をいただいているのを知りました。何回か見せていただき、それでも自分が出品しようとは思いませんでした。ある日、保育園でのなに気ない光景を目にしてスマホで撮りました。あとで眺めましたら、とても可愛い光景だな、と思い、応募してみた次第です。まさか、賞をいただけるとは、思ってもみませんでした。残り少ない人生を感じるこの頃、このような感動をいただけて心から感謝申し上げております。誠に有難うございました。
▼審査員講評徳光ゆかり氏
無心の力強さに溢れた作品です。真中の乳幼児を囲んだ7人の純真な気持ちがキラキラして見えます。何よりも、この作品を際立たせているのは、真ん中の子の表情ですね。そこへ優しく集まっている小さな手の表情も可愛いですね。カメラの位置が良いので、写されていることを意識しないままの一瞬ですね。しっかりと真ん中にピントが合っていて、写真としても力強いです。一人ずつのこころが丸く繋がっているようにも伝わってくるファミリーですね。私達は愛に包まれた地球上のファミリーなのですね。
準大賞
眼光
藤田明利さん(福岡県)
- 撮影地
- 新潟県 佐渡市
- カメラ
- ニコンD200
- レンズ
- 情報無し
- 絞り
- 情報無し
- シャッター速度
- 情報無し
- 撮影感度 ISO~(フィルムの場合はフィルム感度)
- 情報無し
ご受賞者の声
久し振りに朗報を頂き感激しました。思えば第18回「東京都知事賞」以来の受賞でやはり続けていて良かったと思っています。初回から28年。30回までは頑張って見ようと思っていました。この写真は、佐渡での撮影で、夕日をバックに鬼面舞を撮ったものですが、鬼面の眼がするどく、印象に残った作品でしたが、残念ながら、あまり近づいて撮影出来ず、結局トリミングして応募し、全紙に焼けなかったのが残念でした。かなり迫力に欠けたのではないかと思っています。最近はカメラとも縁遠くなり、昔の写真を引っ張り出して懐かしんでいる状況です。次回の作品を探します。
▼審査員講評徳光ゆかり氏
たくさんの応募作品の中でも、強く印象に残った作品です。タイトルもシンプルでいいですね。よく見ていると、全体の粗い画面に色々な事を思いました。撮影時に画面全体を粗くして、この踊りを、このお面を、この眼光を強調したい!という作画意思だったのかな、仕上げの時に粗くしたのかな、と。どちらにしてもこの作品には適していると感じます。もう一つ、眼の白さはどうしたのだろう、光が入っているの?なぜ白いの?などとも思いました。白い眼も印象的でしたが、バチを持って振り上げた腕も力強くていいですね。
ご受賞者の声
この度は「内閣総理大臣賞」という栄誉ある賞を賜り感無量です。私が本格的に写真をやり始めたのは14年前です。60才で定年を迎えた時、健康で豊かな人生を送る為には文化的、芸術的な趣味が必要と考え、着目したのが写真です。写真を継続していく中で次の「三つの喜楽」が大切だと実感しています。①撮影する喜楽②作品づくりの喜楽③評価して頂く喜楽。その中で、評価して頂く機会の1つとして総合写真展への応募を第17回から挑戦してきました。入選・入賞を重ねる事で自分の写真の技量が上がってきたなと思います。今回の受賞作品は、海女漁の伝統文化が残る三重県志摩市で撮影したものです。この受賞を励みにこれからも写真ライフを楽しんでいきたいと思います。