上位作品



第23回展の上位作品


内閣総理大臣賞

「伝説の舞」

小野 昭仁 さん(青森県)

ご受賞者の声


この度は令和始まりの年に、写真人生が激変するような素晴らしい賞をいただけたことに、感謝申し上げます。この作品は青森県の南部地方に古くから伝わる郷土芸能「えんぶり」という2月に行われる祭りです。年々、伝統芸能の後継者不足が問題とされていますが、いつまでも絶えることなく続いてほしいと願っています。写真には人を動かす力があると私は思っています。その1枚で、人が集まり、見てみたい!やってみたい!という人たちが出てきてくれると信じています。猛吹雪の中、最後まで踊り続けてくださった、えんぶり組の皆様あっての今回の受賞です。本当に貴重な経験をありがとうございました。自分の写真を信じ、一生撮り続けていきたいと思います。


文部科学大臣賞

「踊るロンドン」

細川 敏祐貴 さん(新潟県)

ご受賞者の声


この度は名誉ある賞を頂きまして、誠にありがとうございました。この写真は友人が住んでいたロンドンに遊びに行った際に撮った写真です。雨上がりの夜のロンドンの街並みはとても綺麗で、少しお酒が入っていた我々は楽しくなり、路上で踊っていたのです。
その瞬間を雰囲気ごと切り取りたいと思った私は、スローシャッターで撮影することにしました。あの時の青春を、写真を見る度に思い出します。改めて、この度はありがとうございました。嬉しかったです。


衆議院議長賞

「Moko」

藤田 隼輔 さん(東京都)

ご受賞者の声


親戚に薦められて応募したのがきっかけで、まさかこのような素晴らしい賞をいただくことができ、本当に驚きうれしく思います。これからもいっそう努力し、またこのような賞をいただけるよう頑張ってまいります。

参議院議長賞

「車窓の花」

宜保 富美子 さん(埼玉県)

ご受賞者の声


この度は素晴らしい賞を頂き、有難うございます。心から感謝しております。この、わたらせ渓谷鉄道のホームは、花と電車を観る人々で溢れていました。何よりも、電車が花桃と人々に包まれ一番喜んでいるのではないでしょうか。私の教室の先生が、写真は手紙、とおっしゃっています。一枚の写真が、手紙のようにそっと添えられたらどんなに素敵なことでしょう。これからも、じわっと心に残る、そんな写真を撮り続けていきたいと思います。


東京都知事賞

「未来のエース」

福田 光夫 さん(富山県)

ご受賞者の声


封筒を開けてびっくり!思いもよらない賞を頂き、大変光栄に思っております。小、中学生のソフトボール講習会で撮りました。最年少の子供が頑張っているのが印象的でした。総合写真展は第16回から毎回応募させて頂いております。高齢になりましたが、体力と財力が続く限り参加させて頂きたいと思っております。

東京都議会議長賞

「水晶玉のこの宇宙」

篠原 真弥 さん(高知県)

ご受賞者の声


優秀賞までしか手にしたことがなかった私は「何とか更に上位の賞を!」と願っておりました。まさか本当にいただくとは!通知を手にし、感謝感激で思わず小躍りしてしまいました。この作品は、※“比較明合成”という言葉は知っていたものの、その方法を知らない頃で1枚撮りです。5分、10分と露出時間を延ばし、白とび限度ぎりぎりの16分露光です。スペースデブリ(宇宙ゴミ)で汚されていく地域周辺や宇宙が、どうかこれ以上汚されることのないように、永遠に水晶玉のような美しい宇宙でありますように、との願いを込めました。今後も更に精進したいと決意を新たにしています。※写真技法のひとつ

大賞

「おとぎ話の世界へ」

杉 和雄 さん(埼玉県)

ご受賞者の声


日没直後の夕焼け空をコトコトと横切るおもちゃの様な、秩父のセメント運搬用貨車。シルエットの逆三角形貨車が鉄橋を進む、その先に私には童話の世界が広がって見えました。作品の題名は「おとぎ話の世界へ」。夢見心地な自己満足にすぎないシンプルな1枚の応募作品に、今般、思いがけなく大賞を頂戴し、大変感激しております。自分の思いや感性が、審査員の先生方に伝わったことが、受賞という形で実感できる!それが、総合写真展の魅力だと思います。何賞かを求めず、今後も自己満足作品で参加させていただきたいと思っています。

大 賞

「島からの贈り物 輝きの刻」

吉行 秀和 さん(鹿児島県)

ご受賞者の声


トップを目指して、代表作を出展しました。撮影で苦労したのは、ポイント探しで3年ほど、そして撮影にも3年ほどかかりました。自分の心に響く作品でないと、人の心には響かないと思っております。